犬猫の排泄物による被害対策

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犬猫の糞尿などの排泄物による、自宅周辺や駐車場、車などへの被害対策に関する記事になります。
私自身、犬が好きで一緒に生活しているのですが、犬の糞放置による被害を受けていた経験があります。その時は、同じ犬飼いであるからこそ余計に腹が立ちました。

さて、被害対策ですが、「1.犯人は分からないがとにかく止めてもらう」「2.犯人を突き止めて直接謝罪してもらう」という大まかな2種類に分かれます。

1.犯人は分からないがとにかく止めてもらう

隣近所の手前、なるべく事を荒げたくないという方はコチラかと思います。

・「犬のフンは持ち帰りましょう」という犬の糞被害に関する看板を設置する

よく見かける看板だと思います。この看板は、保健所の生活衛生課などから無料で受け取る事ができますので、費用を掛けずに設置出来ます。
ただ、効果はほぼゼロに等しいでしょう。看板が有るから糞を持って帰ろうと思うような人は、そもそも糞を放置する人間性ではないです。
昨日まで無かったが今日いきなり看板が設置されていた、というような場合のみ、監視されているんじゃないかという気持ちによる抑止は出来るかもしれませんが、数日経過すればまた元に戻ります。

・「監視カメラ作動中」という看板を設置する

実際にはカメラは設置せず、看板だけ設置するという対策です。上の看板より抑止効果は高いものの、無関係の周辺住民がプライバシーを侵害されていると感じるかもしれません。
誰も見ていない、自分だとバレないから糞を放置する、という犯人に対してはかなりの抑止効果になると思います。

2.犯人を突き止めて直接謝罪してもらい止めさせる

誰がやっているのかが分からないのは寝つきが悪い、直接謝罪してもらわないと気が済まない、といった場合はコチラですね。

・張り込み

一番単純で時間と労力を消費する対策ですが、現行犯で犯人を捕まえることができ、張り込み中に何時間も無駄に経過しているとイライラも積もりますから、捕まえた時の爽快感はトップでしょう。爽快感を得る為にやっている訳ではありませんが。
ただこんなことに時間を費やすのは色々と勿体無いので、現実的ではありません。

・監視カメラ設置

これが一番良い対策だと思います。ただ、業者に頼んで本格的な監視カメラを設置するには費用がそこそこ掛かってしまいますし、たかが犬の糞で、そんな犯人の為に投資するのはバカらしく思えるかもしれません。
そこで、現在はカメラも安く手に入りますし、PCと接続するウェブカメラのみでもお手軽な監視カメラとして扱う事ができますので、それを利用した安価で設置できる監視カメラ対策方法を以下に書きます。

必要な物は以下2~3点のみです。
PC
ウェブカメラ
延長USBコード(必要により)

PCは既に有ること前提で、ウェブカメラも場合によっては持っているかもしれません。新規で購入したとしても2~3000円程度の物で問題ありません。
そして、PCとカメラを接続するUSBケーブルですが、カメラを設置する場所とPCの距離により、届くように延長コードを購入してください。
無線LAN内臓タイプのカメラにすればUSBケーブルは不要ですね。夜や明け方など、暗い時間帯を撮影したい場合は暗視機能搭載型のカメラを購入すればOK。今調べてみると、5000円で無線LAN+暗視機能のカメラが売られているのを確認しました。
上記を揃えたとしてもわずか数千円で監視カメラとして設置できることになります。お手軽ですね。

さて、実際に設置するわけですが、設置している間、延々と撮影を続けていてはPCの容量を圧迫してしまいますし、後で確認するにも時間が掛かってしまいます。
そこで、フリーで使える動態検知ソフトを使用します。ソフトのダウンロードは下記。

動体検知ソフト Msako 3.7.6

これを使う事により、カメラの画面内に動きが有った時だけ撮影してくれるようになりますので、PC容量の圧迫や、撮影後の確認作業も簡単になります。
使用方法は先のページを参照のこと。対応しているカメラの稼働実績についてはあまり気にしないで良いと思います。

あと気になるのは、監視カメラ設置により個人情報保護法など法律に触れないかどうかですが、これは問題ないようです。
防犯目的に設置されている監視カメラについては利用目的が明らかであるため、カメラの利用目的を公表する必要はないと考えられています。
参考ページは以下。
個人情報の保護
防犯カメラと法律

以上、被害に遭われている方のお役に立てればと思います。


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